還暦の祝い方やその程度は人それぞれですが、地方によってはとても盛大に祝うこともあるようです。確かに、現代の平均年齢は高いですが、60歳まで無事に生きられたことはめでたいことですものね。還暦が近くなったらそれを機に、『自分の地域ではどんなことをするのか』『何を用意しておけばいいのか』と、解る人に聞いておくといいでしょう。
やはり、還暦を祝ってくれるのは当人ではなく周囲の人たちですが、せっかく祝ってくれるのに、還暦を迎える当人がぼうっとしていては、ちょっと恰好が付きませんよね。お祝いされる側の当人にも、するべきことがちゃんとあります。その代表的なものが内祝いです。
しかし、『還暦を祝ってもらえるかわからない』『サプライズで身内が還暦のお祝いをするかも知れない』などといった場合、内祝いを準備すべきなのかどうか、悩まれる方もあるのでしょうか。しかしそれは、内祝いを形式的に捉えているからではないでしょうか。内祝いとは本来、『我が家で喜ばしいことがありました。その喜びをおすそ分けしたいので一緒に祝ってください』という意味が込められているのです。ですから、前もって自分の還暦の内祝いを準備しておくのは、不自然なことではありません。
とは言っても、中には、『還暦のお祝いをしていないのに内祝いをくれるだなんて――』と、嫌みに捉えてしまう人もいるかも知れませんね。そういった意味では、内祝いを準備するのはやはり、難しいことかも知れません。お祝いをする側の人はどっきりを狙わない限り、還暦を迎える当人にさり気なく内祝いについて準備を促した方が、お互いの為かも知れません。お祝い事を通して気分を悪くするなんて、誰だって嫌ですからね。

