マイホームを新築するということは、一生のうちで一番大きな買い物です。一戸建てを新築するだけでなく、マンションや中古住宅などを購入された場合でも、大きく生活が変わる方に対してこれからに向けての激励の意味を込めてお祝いを贈りましょう。マンション、中古住宅の時は、表書きを「御新築祝」などではなく、「御新居祝」や「御祝」とするのが正しいことになりますので注意してください。
新築のお祝いの時には、贈ってはいけないとされるものがあります。それは、ストーブやライター・コンロなど火に関連するものです。火は火事を連想させてしまうので、新築のお祝いにはタブーです。インテリアに最適思われるアロマキャンドルやお香・灰皿なども、新築のプレゼントには贈らないようにしましょう。また、プレゼントの色にも気を配る必要があります。同じように、火事を連想させるという意味で、赤いものはタブーです。お花を贈る場合でも、赤い色のものは避けた方が無難でしょう。
新築祝いは、新居お披露目の前に届くように手配するのがよいでしょう。新築披露の日に持参してもかまいませんが、渡す時は他のお客様に分からないように気を配りましょう。新居を見てからその雰囲気にあった品や、必要とされているものを贈りたい場合は、披露の日には菓子折りのようなものを持参し、お祝いは後でと伝えて後日改めて新築祝いを贈る方法もあります。その場合も遅くとも1ヶ月以内には、新居祝いのプレゼントを贈りしましょう。
新築した側は、親しい友人や親戚や日頃お世話になっている人を招待してお祝いの宴を持ちます。そこには、このように自分の家を購入できたのはいつも自分を支えていただいている皆さんのおかげだという感謝の気持ちを込めてお招きしましょう。もし、事前にお祝いとして頂いたものがあれば、頂いたことへの感謝の気持ちを表わすためにもお披露目の時にはぜひ飾っておきたいものです。この様に新居をお見せすることが新築祝いを頂いたお返しになりますから、招待した方々へのお土産として、ちょっとしたお菓子の詰め合わせや幾つあっても困らないタオルなどの簡単なギフト(3,000円程度)を用意しておき、お帰りの際に渡せば内祝いとして充分です。あらたまって内祝を贈る必要はありません。新居の披露は、新築後1ヵ月~2ヶ月の間に、お昼間の明るいうちに行なうのが一般的です。お披露目会の目的は、新しく建てた家を見てもらう事なので、日中の明るい時間に行う方が良いでしょう。
もし新居のお披露目会をしない場合や、遠方で欠席された方、または高額なお祝いを頂いてしまった方には、お返しをした方が良いでしょう。予算としては、頂いた御祝いの1/3から半額くらいの金額を目安としてお返しの品を贈るとよいでしょう。贈る品は、菓子器、漆器などの容器(うつわ)に関する品が多いようです。しかし形に残るものだけに、先様の好みかどうかが重要になります。そこで先様の好みで選んでもらえるカタログギフトの人気が出ています。
新築内祝いののし
新築内祝いの時ののしは、紅白の蝶結びで水引の上(表書き)は、「内祝い」または「新築内祝い」とし、下は名字か世帯主の名前を書きます。また内祝いを贈り忘れてしまうのは失礼にあたりますので、心配な時はお祝いを頂いた方のリストを作っておくと安心です。その方が新築された時にお祝いを差し上げる目安になりますから、リストには頂いた品名・お披露目にお招きした方かどうか、お返しの品を贈ったかどうかも書き加えましょう。

